
このページでは、MT4(MetaTrader4/メタトレーダー4)で取引が可能な国内FX会社のサービスを比較しています。
どのFX会社も、取引ツールにMT4を採用しているという点では、違いはありませんが、その他のサービスについては、各社違いが見られます。
おすすめのFX会社のランキングも掲載していますので、MT4に対応したFX会社を探しているという方は、ぜひ、参考にしてみてください。
MT4対応FX会社のサービスを比較
FX会社 | 取引通貨単位 | スプレッド (米ドル/円) |
通貨ペア | 日足本数 | 口座開設 |
---|---|---|---|---|---|
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1,000通貨 | 0.1銭 (原則固定) |
29ペア | 5本 | 公式サイトへ |
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1,000通貨 | 0.4銭 (原則固定) |
71ペア | 5本 | 公式サイトへ |
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1,000通貨 | 変動制 | 30ペア | 5本 | 公式サイトへ |
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1,000通貨 | 変動制 | 25ペア | 5本 | 公式サイトへ |
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1,000通貨 | 0.8~0.9銭 (原則固定) |
84ペア | 6本 | 公式サイトへ |
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1,000通貨 | 0.5銭 (原則固定) |
22ペア | 5本 | 公式サイトへ |
MT4対応FX会社選びのポイント
MT4対応のFX会社を選ぶ際の主なポイントとしては、以下が考えられます。
- スプレッド
- 取扱通貨ペア
- 日足本数
なお、MT4対応のFX会社の場合、取引通貨単位は、1,000通貨が一般的となっていて、どのFX会社でも、少額投資が可能となっています。
スプレッドを比較
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 | ユーロ/米ドル |
---|---|---|---|---|---|---|
FXTF | 0.1銭 | 0.4銭 | 0.7銭 | 0.4銭 | 1.0銭 | 0.2pips |
OANDA Japan | 0.4銭 | 0.7銭 | 1.4銭 | 1.0銭 | ― | 0.5pips |
外為ファイネスト | 変動 | 変動 | 変動 | 変動 | 変動 | 変動 |
FOREX EXCHANGE | 変動 | 変動 | 変動 | 変動 | 変動 | 変動 |
Forex.com | 0.8~0.9銭 | ― | ― | 1.2~2.0銭 | 2.1~3.5銭 | ― |
楽天証券 | 0.5銭 | 1.1銭 | 2.0銭 | 1.2銭 | 2.8銭 | 0.6pips |
※変動の表記がないものは、原則固定スプレッド
スプレッドを比較する際のポイント
スプレッドを比較する際には、以下の2点に注目してみてください。
- 原則固定スプレッドか変動スプレッドか
- スプレッドの幅
原則固定スプレッドか変動スプレッドか
スプレッドを比較する際には、まず、原則固定制のスプレッドと変動制のスプレッドのどちらを採用しているかという点について、確認しておきましょう。
現在、国内のFX会社の内、大半が、原則固定制のスプレッドを採用していますが、MT4対応のFX会社の中には、変動制のスプレッドを採用しているところもあります。
原則固定制のスプレッドは、相場急変時を除き、スプレッドの幅が一定で、安定しているのに対し、変動制のスプレッドは、スプレッドの幅が一定ではなく、常に変動します。安定した相場では狭くなり、不安定な相場では広がるというのが、変動スプレッドの特徴です。
変動制のスプレッドは、原則固定スプレッドに比べ、必ずしも、高コストとは言い切れませんが、相場状況により、大きく広がることがあり、また、取引コストが常に変動することから、損益が読みにくいというデメリットがあります。そのため、基本的には、原則固定のスプレッドを採用しているFX会社を選ぶのが、おすすめです。
スプレッドの幅
スプレッドの幅に関しては、FXTFが、群を抜いて狭いです。
MT4対応のFX会社は、一般的なFX会社に比べ、スプレッドを広めに設定していることが多いのですが、FXTFは、国内FX会社の中でも、最狭水準のスプレッドとなっています。
MT4対応で、スプレッドが狭いFX会社を探しているという方や低コストな取引をしたいという方には、FXTFがおすすめです。
取扱通貨ペアを比較
FX会社 | 取扱通貨ペア数 |
---|---|
FXTF | 30ペア |
OANDA Japan | 71ペア |
外為ファイネスト | 30ペア |
FOREX EXCHANGE | 25ペア |
Forex.com | 84ペア |
楽天証券 | 22ペア |
取引可能な通貨ペアの数では、OANDA JapanとFOREX.comが、他のFX会社に大差をつけています。
どのFX会社も、メジャー通貨や定番のマイナー通貨には、対応していますが、これらのFX会社なら、他のFX会社では取引できないマイナーな通貨でも、取引が可能です。
日足本数を比較
FX会社 | 日足本数 |
---|---|
FXTF | 5本 |
OANDA Japan | 5本 |
外為ファイネスト | 5本 |
FOREX EXCHANGE | 5本 |
Forex.com | 6本 |
楽天証券 | 5本 |
MT4で取引を行う際には、MT4のチャート上に表示される日足の本数もチェックしておきましょう。
1週間で、為替市場がオープンしているのは、土日を除く5日間です。そのため、チャートに表示される日足の本数は、1週あたり5本というのが、一般的。しかし、MT4対応のFX会社の中には、6本表示としているところがあります。
6本表示とするのは、MT4の時間表示を日本時間に合わせるためで、5本表示のMT4では、日本時間が表示されず、MT4が開発されている東ヨーロッパの時間が表示されます。
これだけ考えると、日本時間に対応した日足6本表示の方が良いように思いますが、6本表示には、テクニカル分析に若干の狂いが出るというデメリットがあります。
日本時間表示に強いこだわりがあるのであれば、日足6本表示のFX会社を選ぶのもありかもしれませんが、デメリットを考えると、日足が5本のFX会社を選ぶ方が、無難です。基本的には、日足5本表示のFX会社をおすすめします。
MT4対応のおすすめFX会社ランキング
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FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)
- 業界最狭水準のスプレッド
- FXTF最大の特徴が、スプレッドの狭さです。米ドル/円の0.1銭を始め、あらゆる通貨ペアで業界最狭水準のスプレッドを実現しています。MT4対応のFX会社は、比較的広めのスプレッドが設定される傾向にありますが、FXTFのスプレッドは、頭ひとつ抜きん出た水準となっています。
- 他にはないオリジナルインジケーターが充実
- 標準のMT4には搭載されていないオリジナルのインジケーターが充実しているのも、FXTFの特徴のひとつです。著名なトレーダーが開発したインジケーターも多く、テクニカル分析の幅を広げてくれます。
- 初心者にも安心の充実したカスタマーサポート
- FXTFは、カスタマーサポートも充実しており、初めてのMT4口座として、強くおすすめできます。LINEでの問い合わせもできますし、初心者の方でも、安心して取引ができるはずです。
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OANDA Japan
- 世界9都市に拠点を構える世界的FXブローカー
- OANDA Japanは、本社をアメリカに置く世界的FXブローカーの日本法人です。世界に認められているというだけあって、世界基準の取引環境が整備されているという点は、大きな魅力です。
- 公平公正な取引環境を整備
- OANDA Japanでは、約定スピードやスリッページ発生状況に関する情報開示を行っています。他のFX会社では、公開されることが少ないデータまで公開してくれているという点に、好感が持てます。
- 独自の情報コンテンツが充実
- 独自の情報コンテンツが充実しているのも、OANDA Japanの特徴。OANDAユーザーの注文状況をグラフ化したオーダーブック等、貴重なデータが公開されていて、世界中の投資家の取引データを参考に取引することが可能です。
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外為ファイネスト
- 貴重なスキャルピング公認業者
- スキャルピング禁止のFX会社が多い中、スキャルピングを制限していない数少ないFX会社です。スキャルパーの方には、有力な選択肢となるはずです。
- NDD方式採用で透明性の高い取引が可能
- NDD方式とは、投資家が出した注文が、FX会社のディーラーを介さずにインターバンクに流れる取引方式のことで、高い透明性と公平性を保てるというメリットがあります。国内でNDD方式を採用しているFX会社は、非常に珍しいため、NDD方式採用のFX会社を探している方にも、おすすめできます。