
FXを始めるために必要なもの
これからFXを始める方のために、FXを始めるために必要なものについて、まとめてみました。そうは言っても、FXを始めるには、特別なものは必要ありません。わざわざ用意しなくても、既にすべて持っているという方も少なくないはずです。FXは、それだけ手軽に始めることができるのです。
この記事では、FXを始めるために、必ず必要なもの、あると便利なもの、口座開設に必要なものに分けて解説します。
FXを始めるために必ず必要なもの
まずは、FXを始めるために必ず必要なものから見ていきましょう。とりあえずこれらさえ準備できれば、FXは始めることができます。
- パソコン
- インターネット環境
- FX口座
- 投資資金
パソコン
FXのトレードは、パソコンを用いて行います。スマホでもトレードは可能ですが、詳細な分析を行おうと思ったら、やはり、スマホよりもパソコンの方に分があります。スマホでは、心もとないというのが、正直なところ。ということで、FXにパソコンは必須です。
とは言っても、高スペックなものが必要という訳ではありません。普通のパソコンがあれば、十分です。トレーダーと言えば、ディスプレイを何台も並べて、チャートを表示させているようなイメージもありますが、ディスプレイも1台あれば、問題ありません。
あまりにも動作が遅かったり、フリーズを繰り返すようであれば、さすがにトレードに支障を来たしますが、普通に動いてくれるパソコンであれば、大丈夫です。
インターネット環境
FXは、インターネットを通してトレードを行いますので、インターネットに接続できる環境がなければ、取引はできません。スマホしかインターネットに接続できないという方は、パソコンでも接続できるインターネット回線を用意しましょう。
FX口座
FXの取引には、FX会社に口座開設をする必要があります。口座開設と聞くと、何やら面倒そうな感じもしますが、そんなことはありません。申込から一連の手続きを全てネット上で済ませることができます。手続きは、5分程度で完了しますので、ほとんど手間もかかりません。
取引するFX会社が決まったら、早速、口座開設をしてみましょう。
投資資金
当然のことではありますが、FXを始めるにあたり、投資資金は必ず必要です。とは言え、大金を用意する必要はありません。FXは、少額から始めることができるというのが、大きなメリットです。
必要な資金は、取引量や取引をする通貨ペアによって異なりますので、どの程度必要かというのは、一概には言えませんが、数万円程度の金額でも、十分に始めることができます。
FXを始める際に必要な資金については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
このページでは、FXを始める際に、必要な投資資金について、分かりやすく、徹底的に解説します。これからFXを始めるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
FXを始めるためにあると便利なもの
ここからは、FXを始めるにあたって、あると便利なものです。必ず必要という訳ではありませんが、これらがあると、便利ですし、快適に取引ができます。
- スマホ
- ネットバンク口座
スマホ
基本は、パソコンを用いたトレードをおすすめしますが、スマホでトレードをすることもできます。近年は、どのFX会社も、スマホの取引アプリの開発に力を入れていますので、スマホでのトレードもどんどん快適になっています。
スマホがあれば、外出先でも手軽に取引ができるので、便利です。売買のチャンスを逃すことがありません。
ネットバンク口座
FXの取引をするためには、自分のFX口座に証拠金を預ける必要がありますが、そのときに活躍してくれるのが、ネットバンク口座です。ネットバンク口座があれば、ネット上から入金の手続きができるだけでなく、クイック入金という入金方法が利用できるので、非常に便利です。
クイック入金とは、FX会社の取引画面から手続することで、FX口座にリアルタイムで証拠金が入金される仕組みのこと。リアルタイムに証拠金が反映されることに加え、通常の振込入金に比べ、手続きも簡単ですし、24時間入金ができるというメリットがあります。更に、振込手数料も無料。
FX口座への証拠金の入金には、通常の振込入金とクイック入金の2種類の方法がありますが、振込入金の場合、FX口座に反映されるのに一定の時間がかかりますし、手間も手数料もかかります。一方のクイック入金であれば、手軽かつ即座に証拠金の入金ができるので、ネットバンク口座を持っていないという方は、FX口座の開設とあわせて、ネットバンクの口座開設をすることをおすすめします。
FX口座の開設に必要なもの
最後に押さえておきたいのが、FX口座を開設する際に必要なものです。FX口座を開設する際には、本人確認書類とマイナンバー確認書類をFX会社に提出する必要があります。
- 本人確認書類
- マイナンバー確認書類
本人確認書類
本人確認書類としては、以下に挙げたようなものが有効です。
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 運転免許証
- パスポート
- 在留カード
- 住民台帳基本カード
- 特別永住者証明書
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
これらであれば、どの書類を提出しても問題ないのですが、可能であれば、個人番号カードや運転免許証、パスポートといった顔写真付きの本人確認書類の方が良いです。
というのも、次で触れるマイナンバー確認の関係で、顔写真付きの本人確認書類でない場合は、複数の本人確認書類を提出する必要が出てきます。
個人番号カードをお持ちの方は、それだけ提出すれば、本人確認とマイナンバーの確認が同時に住みますので、便利です。ただ、わざわざ作る必要もありませんので、お持ちでなければ、他の書類で対応しましょう。
マイナンバー確認書類
マイナンバー制度が導入されて以降、FX口座の開設においても、FX会社にマイナンバーの提出が必要になりました。マイナンバーの提出は、ただマイナンバーを入力するだけでは足りず、マイナンバー確認書類の提出が必要です。
マイナンバー確認書類の提出には、以下の3種類の方法があります。
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 通知カードと本人確認書類
- マイナンバー記載の住民票と本人確認書類
FX会社には、提出されたマイナンバーが正しい番号であることの確認(番号確認)と提出されたマイナンバーが本人のものであるかの確認(身元確認)を行うことが、制度上義務付けられているのですが、番号確認に必要なのが、個人番号カード、通知カード、マイナンバー記載の住民票のいずれかです。
個人番号カードの場合は、番号確認と身元確認の両方が完了しますので、これだけ提出すれば、問題ありませんが、通知カードと住民票の場合、番号確認はできますが、これだけでは、身元確認ができませんので、別途、本人確認書類を提出する必要があります。
この場合の本人確認書類は、先に触れた本人確認書類で構いません。ただ、運転免許証やパスポートといった顔写真付きのものであれば、それひとつだけで足りますが、顔写真付きのものでない場合、複数の本人確認書類を提出する必要がありますので、注意しましょう。
なお、個人番号カードというのは、自ら手続きをして発行されるものです。自治体から送られてきたものは、通知カードで、個人番号カードは、顔写真付きのプラスチック製のICカードになりますので、間違わないようにしましょう。
まとめ
このページでは、FXに必要なものについて、解説しましたが、決して、特別なものは必要ないということが、お分かりいただけたのではないでしょうか。
FX口座以外は、既にすべて持っているという方も少なくないと思います。手軽に始めることができるというのは、FXのメリットのひとつ。ある程度準備ができたら、早速、FX口座の開設に進みましょう。