FX口座開設方法と取引開始までの流れを分かりやすく徹底解説!

このページでは、これからFXを始める方向けに、口座開設から取引開始までの流れや口座開設の仕方について、分かりやすく解説します。

初めて口座開設をする場合、何かと戸惑うこともあるかもしれませんが、ここで解説している通りに進めていけば、大丈夫です。初めてのFX口座開設の参考にしてみてください。

FX口座開設から取引開始までの流れ

FX口座の開設から取引開始までの流れは、以下の通りとなります。口座開設をする際には、この流れに沿って進んでいきましょう。

口座開設の申込から取引開始まで、すべてネット上で完結させることができますので、手間はかかりませんよ。

FX口座開設から取引開始までの流れ
  1. FX会社を選ぶ
  2. 口座開設の申込
  3. ID及びパスワードの受取
  4. 証拠金の入金
  5. 取引開始

FX会社を選ぶ

まずは、取引をするFX会社を選ぶところからです。一口にFX会社といっても、かなりの数があります。更に、FX会社は、それぞれ特徴を持っていて、自分に合ったFX会社を使うことで、より有利な条件で取引をできるようになります。

各FX会社の特徴を見極めた上で、自分の資金の量やトレードスタイル等から取引を行うFX会社を選んでみましょう。

口座開設の申込

口座開設をするFX会社が決まったら、いよいよ申込手続きに進みましょう。口座開設の手続きは、各FX会社の公式サイトにある申込ページから行うことができます。

口座開設の手続きは、5~10分程度で済みますので、ちょっとした時間さえあれば、大丈夫です。

なお、詳しくは後程触れますが、手続きの際、本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要になりますので、あらかじめ手元に用意しておくと、よりスムーズに手続きを進めることができます。

ここでは、DMMFXを例に口座開設手続きの流れを解説していきますが、基本的には、どのFX会社も同じ流れです。同じ要領で進めていけば、迷うことなく口座開設ができるはずです。

口座開設手続きの流れ

口座開設手続きの流れ
  1. FX会社の公式サイトから口座開設申込ページにアクセス
  2. 申込フォームへ必要事項を入力
  3. 本人確認書類とマイナンバー確認書類の提出
FX会社の公式サイトから口座開設申込ページにアクセス

まずは、各FX会社の公式サイトにある口座開設申込ページにアクセスしましょう。FX会社の公式サイトにアクセスすると、以下のような申込ページへのリンクボタンがあるはずですので、これをクリックしてください。申込ページに飛ぶことができます。

DMMFX申込フォームリンク

申込フォームへ必要事項を入力

申込ページにアクセスすると、以下のような申込フォームがありますので、必要事項を入力していきましょう。

DMMFX口座開設申込フォーム

まずは、氏名、性別、生年月日、連絡先、住所、職業といった基本情報の入力です。嘘偽りなく入力していけば、それでOKです。その他、年収や資産といった財務情報、投資目的についても、入力する必要があります。こちらも、当然のことではありますが、正直に回答しましょう。

ありのままを入力していけば、それで構いませんので、難しいことは、一切ないはずです。

本人確認書類とマイナンバー確認書類の提出

申込フォームへの入力が済んだら、次に求められるのが、本人確認書類とマイナンバー確認書類の提出です。

これらの書類の提出方法としては、郵送やFAXの他、メールに添付して送ったり、サイトにアップロードする方法があります。どの方法で提出しても構いませんが、最も手軽なのは、サイトにアップロードする方法です。スマホ等で写真を撮ったり、スキャンしたデータをサイト上でアップロードするだけなので、手間も時間もかかりません。口座開設にかかる時間も短縮できるので、この方法が、最もおすすめです。

本人確認書類

本人確認書類として有効なものには、以下が挙げられます。

本人確認書類
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 在留カード
  • 住民台帳基本カード
  • 特別永住者証明書
  • 健康保険証
  • 住民票の写し
  • 印鑑登録証明書

これらの書類であれば、どれでも問題ありませんが、個人番号カードをお持ちの方は、個人番号カードを選びましょう。個人番号カードを提出すれば、本人確認とマイナンバーの確認を同時に済ませることができますので、手間を減らせます。

個人番号カードをお持ちでない場合は、運転免許証やパスポートといった顔写真付きの本人確認書類が良いでしょう。マイナンバー確認の関係で、顔写真付きのものであれば、本人確認書類は、1種類だけで構いませんが、顔写真が付いていないものの場合は、2種類の本人確認書類を提出する必要があります。顔写真付きの本人確認書類の方が、手間を省けますので、こちらを選んでください。

マイナンバー確認書類

マイナンバー確認書類には、個人番号カード、通知カード、マイナンバー記載の住民票という3種類があります。これらのどれを提出しても構わないのですが、どれを選ぶかによって、別途、本人確認書類が必要かどうかが決まります。

というのも、マイナンバー制度上、FX会社には、提出されたマイナンバーが正しいものかどうかを確認する番号確認と提出されたマイナンバーが本人のものかどうかを確認する身元確認を行う義務が課せられていて、番号確認は、個人番号カード、通知カード、マイナンバー記載の住民票で行うことができますが、身元確認には、前の項目で触れた本人確認書類が必要なのです。

マイナンバー確認書類
  1. 個人番号カード(マイナンバーカード)
  2. 通知カードと本人確認書類
  3. マイナンバー記載の住民票と本人確認書類

番号確認と身元確認を同時に行えるのは、個人番号カードだけです。よって、個人番号カードをお持ちの場合は、これだけ提出すれば、マイナンバーの確認と本人確認を同時に済ませることができます。

一方、通知カードと住民票の場合は、番号確認は行えますが、身元確認ができないため、別途、本人確認書類が必要になります。

こちらも、前の項目で触れましたが、運転免許証やパスポートといった顔写真付きの本人確認書類の場合は、制度上、1種類だけで身元確認が可能ですが、顔写真がない本人確認書類の場合は、2種類以上でなければ、身元確認ができないことになっていますので、顔写真付きの本人確認書類をお持ちでない場合は、2種類の本人確認書類を提出しなければなりません。

なお、マイナンバー記載の住民票を提出する場合は、住民票が、マイナンバー確認書類と1種類目の本人確認書類を兼ねていますので、顔写真付きの本人確認書類をお持ちでない場合でも、本人確認書類をもう1種類、提出するだけで足ります。

ちなみに、個人番号カードというのは、自ら申請して作ることができる顔写真付きのプラスチック製のICカードです。自治体から送られてくるものは、通知カードで、これらは別物ですので、注意しましょう。

また、マイナンバー制度が導入されて以降、住民票を発行する際には、住民票にマイナンバーを記載するかどうかを選択することができるようになりました。マイナンバーが記載されていない住民票は、マイナンバー確認書類としては、無効ですので、こちらも注意しておいてください。

ID及びパスワードの受取

申込フォームに必要事項を入力して、本人確認書類とマイナンバー確認書類の提出が完了したら、申込内容を基に、FX会社側で審査が行われます。

無事に審査に通過して、FX会社側の手続きが完了すると、取引ページへのログインIDとパスワードが郵送で送られてきます。この書類が手元に届いた時点で、口座開設は完了していますので、早速、取引ページにログインしてみましょう。

なお、口座開設の申込から書類の受取までは、概ね2~3営業日です。早ければ、申込の翌日から取引ができることもあります。

証拠金の入金

取引ページにログインしたら、証拠金を入金しましょう。当然ですが、証拠金をFX口座に入金しなければ、取引はできません。

入金方法には、通常の振込入金とクイック入金の2種類がありますが、おすすめはクイック入金。

クイック入金は、ネットバンク口座から24時間リアルタイムでFX口座に入金ができる仕組みで、振込手数料もかかりません。一方、通常の振込入金の場合、金融機関の営業時間外であれば、翌営業日に振込が行われ、それからFX口座に反映されるのにも、2~3時間程度の時間がかかります。

クイック入金に対応したネットバンク口座を持っているのであれば、クイック入金を利用した方が、絶対に便利です。ネットバンク口座をお持ちでない方も、これを機に作っておいた方が良いと思います。

なお、各FX会社の口座開設キャンペーンによっては、初回入金額に条件が設けられていることもあります。一定額以上の入金がなければ、キャッシュバックを受けられないこともありますので、キャンペーンの対象となる条件については、あらかじめ、しっかり確認しておきましょう。

取引開始

FX口座に証拠金の入金が完了したら、後は、取引をするだけです。取引の準備はすべて完了していますので、実際に、トレードを始めてみましょう。

まとめ

初めての場合、FX口座の開設も、ハードルが高そうに感じてしまうかもしれませんが、実際は、そのようなことはありません。すべてネット上で済ませることができて、数日中に取引をスタートすることができます。

何事も、思い立ったが吉日です。FX口座を開設して、トレードを始めてみましょう。